Pierre de la Rue の世俗曲

今日(4月6日) のワークショップに参加された皆さん、お疲れさまでした。
今日はソプラノ4、アルト3、テノール2、バス2と、バランスのとれたパート構成になりました。

曲目はPierre de la Rue の Myn hert altyt heeft verlanghen 「私の心はいつもあなたに恋い焦がれている」というせつない恋の歌で、このワークショップでは初めての世俗曲でした。

第一関門:古いオランダ語の発音。vとfの間の音、ウとユの間の音、のどの奥をこするような音など日本語にはない音がかなりありました。フランス語やイタリア語よりドイツ語にずっと近い感じです。

第二関門:小節線のないパート譜だけを見て歌うこと。普通の楽譜に慣れていると最初はとても歌いにくい。でも慣れてくると他のパートの流れが聞こえてきて、パート間の掛け合いがわかり、さらにハーモニーがうまくいくと、ポリフォニーというのはこういうことなんだと実感できます。

曲の内容はずばり題名が示す通りで、恋い焦がれる気持ちを哀しいメロディーが切々と訴えます。せつなさは歌詞やメロディーだけでなく、音のつながり方や装飾音をつけることでも表されていることを知りました。

この題名で世俗曲というとちょっと演歌風なものを想像していましたが、心に響く綺麗な曲でした。



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研究会といってもアカデミックな研究をするためではなく、西欧ルネサンス期のポリフォニー曲を歌う機会をより多く持つために作られました。
基本的に、講師を招いてワークショップ形式で行い、一回で最低1曲は仕上げることを目指します。

複数の旋律が絡み合い呼応し合うポリフォニー音楽の素晴しさを多くの人と共有できたらと願っています。

毎月のワークショップの詳細については、カテゴリの「ワークショップ」をクリックするとご覧いただけます。


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ルネサンス・ポリフォニー研究会(代表 天野)
メール:polyphonylabo@p06.itscom.net
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