モラレス 歌いました。

本日(8/13)のワークショップに参加された皆さん、お疲れさまでした。

お盆休みの真っ最中で、どれくらいの人に集まってもらえるかと心配しましたが、5声がまんべんなくそろって、予定通りのアンサンブルができて本当によかったです。
ソプラノ2、アルト(1)2、アルト(2)1、テノール1、バス2というバランスの良い構成になりました。

元になるグレゴリオ聖歌Ave Maria gratia plenaを参照してから、いつものようにパート譜によるモラレスの曲に取り組みました。

この曲はCantus とTenor が同じメロディーを歌いますが、Cantus から4拍遅れてTenor が後を追いかけるカノンになっています。それらの間でAltus2がグレゴリオ聖歌の旋律を模したメロディーで歌い、その周りでAltus1が複雑な旋律で戯れ、全体をBassusがこれもまた動きの多い、時に切ないメロディーで支えるという、凝った構造をしています(ということが歌ってみて初めてわかりました)。

今日は、ハミング、ハミング、ハミング.... でした。パートごとに、全体で、一部は歌詞で残りはハミングで等々、ハミングで繰り返し歌いながら、全体の響きがどう展開しどう溶け合っているのかを何度も確認しました。
それから多かったのは、メロディーをつけずに(リズムは楽譜通りに)言葉だけで5声で歌う練習。これをすると一つのフレーズが各パートでどのようにずれて入って来るのか、あるいは一緒になるのか、がよくわかりました。

その他、付点の歌い方、5度上がる時と下がる時の注意点、ある音の響きの中に次の音を入れるやり方、高音の歌い方など、歌う時の具体的な注意点も、いつものようにたくさん教わりました。

モラレスのこの曲は、「えっ?」と思うようなところがいくつかあって、そういうところは不思議な感覚になりますが、全体を通すとなんとも言えずいい曲でした。

先生はあと1時間あったら、とおっしゃっていましたが、今日の練習だけでも十分モラレスのAve Mariaを楽しむことができました。



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研究会といってもアカデミックな研究をするためではなく、西欧ルネサンス期のポリフォニー曲を歌う機会をより多く持つために作られました。
基本的に、講師を招いてワークショップ形式で行い、一回で最低1曲は仕上げることを目指します。

複数の旋律が絡み合い呼応し合うポリフォニー音楽の素晴しさを多くの人と共有できたらと願っています。

毎月のワークショップの詳細については、カテゴリの「ワークショップ」をクリックするとご覧いただけます。


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ルネサンス・ポリフォニー研究会(代表 天野)
メール:polyphonylabo@p06.itscom.net
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