5.3 ワークショップの実施要領

5月3日(土)のワークショップは、アカデミー向丘4階の学習室で行われます。

アカデミー向丘:文京区向丘2-5-7 tel. 03-3813-7801
南北線、東大前駅出口1より徒歩5分。 
このブログ内カテゴリー「会場」をクリックすると付近の地図が出ていますのでご参照ください。

タイム・スケジュール
13:00 受付開始
13:15頃 ワークショップ開始
17:15頃 ワークショップ終了、あと片付け
17:30 退出

*開催決定していますので、前日までお申込み受け付けています。
4/29現在の申込者数:ソプラノ2、アルト1、バス2

Ich stund an einem Morgen の全体の歌詞

5月3日ワークショップで歌う Heinrich Finck の Ich stund an einem Morgen の歌詞は全体が物語のようになっています。
当日歌うのは1番だけですが、全体がどんな話なのか、仏語版より訳してみました。

ある朝私は隠れていた
ある朝、私はある場所にこっそりと身を隠していた。
すると、懇願するような声が聞こえた。
華奢で美しい女性の声だった。彼女のそばには恋人がいた。
別れなければならない......

いとしい人、あなたがここを去りたいのだということはわかりました。
でもいつ戻ってくるのかを教えてくれるべきです。
それなら、聞いて。愛するあなた、私の言うことを。
あなたはこれからどうするかと訊くけれど
これからどんな日々どんな時間になるのか、私には全然わかりません。

若い女性は激しく泣き続けた。心は悲しみでいっぱいだった。
それじゃあ、お考えを、ご指示をください。
私はどうしたらいいのでしょうか?
あなたに私の持っているものをすべてあげます。
あなたがここにとどまってくれれば
あなたを日々養うことができます。

若い男ははっきりと答えた、
君の言うことはよくわかるよ。
でももし僕らが君の財産を使っていったら、
一年はあっと言う間に過ぎてしまうだろう。
そうしたら僕らはやっぱり別れなければならないだろう。
どうかお願いだから、そのことをよく考えてほしい

若い娘は、死んだほうがまし、殺してほしいと、悲嘆にくれて叫んだ。
あなたの言葉は私を傷つけます。
私の大切な人、どうか行かないでください。
あなたのためなら財産も名誉も捨てます。
そしてもし私があなたと一緒に行くことになったら
どんな道のりも長いとは感じないでしょう。

若い男は静かに答えた
僕の大切な人、君のためだ、どうかお願いだよ
そんなことは考えないでほしい。
そのかわり、君の友人たちのことを考えてほしい。
どんなときでも君のことをよく思ってくれて
毎日、君のそばにいてくれる友人たちのことを。
(訳:天野由紀代)


*Pierre Mathé による仏訳からの翻訳
ドイツ語原文はFolk poetry or song tradition (Volkslieder)所収。

ドイツ語原文、仏語訳ともに以下のURLに出ています。
http://www.recmusic.org/lieder/get_text.html?TextId=96916




Heinrich Finck という作曲家

5月3日(土)のワークショップで歌う Heinrich Finck という作曲家について調べてみました。

Heinrich Finck (1444 または 1445 バンベルグ〜1527 ウィーン)

ルネサンス期のドイツの偉大なポリフォニー作曲家のひとり。フランス・フランドル楽派の影響を受けている。その様式から、ヨハンネス・オケゲムとジョスカン・デ・プレの中間に位置づけられる。弟子のThomas Stoltzer は16世紀に著名な作曲家になった。
ポーランド王国宮廷、ザルツブルグ司教大公の宮廷、ウィーンのハプスブルク家宮廷で、楽団員や楽長として活躍した。
ミサ曲、モテット、聖歌、ドイツ・シャンソンなど多彩なジャンルにわたる宗教曲・世俗曲を多数書いた。

(Wikipedia Franceより)



5.25ワークショップの曲目

5月25日(日)のワークショップは4月20日に練習する予定だった Cristobal de Morales の Vigilate et orate を歌います。

このブログ内のカテゴリ「楽譜」「歌詞」「音源」の中にそれぞれ、Vigilate et orate の楽譜、歌詞、音源がありますのでご参照ください。


Ich stund an einem Morgen の発音

5月3日(土)に歌うドイツ語の曲 Ich stund an einem Morgen の発音を安邨先生より送っていただきました。
色々な版がありますが、今回は以下の発音で歌うそうです。
上の行が歌詞、下の行が発音記号です。

Ich stund an einem morgen
iç ʃtunt an ainəm mɔrgən

heimlich an einem Ort 
haimliç an ainəm ɔrt

do het ich mich verborgen 
do: hɛt iç miç fɛrbɔrgən

Ich hört viel kläglicher wort 
iç hø:rt fi:l klɛ:kliçər wɔrt

von einem fräulein was hübsch und fein 
fɔn ainəm frɔYlain vas hYpʃ unt fain

sie sprach zu ihrem bühlen 
zi: ʃprax tsu: i:rəm by:lən

Es muß geschieden sein. 
ɛs mus gəʃi:dən zain



4.20ワークショップの開催について

4月20日に予定されていたワークショップは、申込締切日の4月16日時点でアンサンブルに必要な人数が集まらなかったため、催行中止となりましたのでお知らせいたします。


4.20ワークショップの内容

4月20日(日)は今年の復活祭の日です。
そこでワークショップでは、 Morales の Vigilate et orate ともに、復活にちなんだグレゴリオ聖歌も歌う予定です。
楽譜は当日配布します。
今日から聖週間が始まりますが、 Vigilate et orate は聖木曜日に歌う歌だそうです。


Ich stund an einem morgen の歌詞

5月3日(日)のワークショップで歌うドイツ語の世俗曲の歌詞です。

Ich stund an einem morgen  ある朝私は立っていた

Ich stund an einem morgen   ある朝私は立っていた
heimlich an einem Ort     ある場所にこっそりと
do het ich mich verborgen   その時私は身を隠していた
Ich hört viel kläglicher wort   私はとても悲痛な言葉を聞いた
von einem fräulein was hübsch und fein 
                それは美しく素晴しい娘のものだった
sie sprach zu ihrem bühlen   彼女は恋人に言った
Es muß geschieden sein.     別れなければならない と。
(訳:安邨尚美)


音源は以下のサイトの29番で冒頭の30秒だけ聞くことができます。
http://ml.naxos.jp/album/SIGCD004





Vigilate et orate の歌詞

4.20 ワークショップで歌うCristobal de Morales の Vigilate et orate の歌詞です。

Vigilate et orate 目を覚まし、祈りなさい

Vigilate et orate,       (常に)目を覚まし、祈りなさい、
ut non intretis in tentationem.  誘惑に陥らないように。
Spiritus quidem promptus est,   心はそのつもりであっても
caro autem infirma.        肉体は弱いのだから。

「マタイによる福音書」26:41
(新共同訳)誘惑に陥らぬよう、目を覚まして祈っていなさい。心は燃えても、肉体は弱い。



5.3 ワークショップの楽譜

5.3 ワークショップで歌うドイツ語の世俗曲の楽譜は、フリーの楽譜ではないためこのブログ上に公開することができません。

つきましては参加申込みをされた方に、メール添付でお送りいたします。

メール添付ではなく送付をご希望の場合には参加申込とともにその旨を明記し、送付先のFax番号または住所をお知らせください。

以上、よろしくお願いいたします。


6月のワークショップ

6月のワークショップは以下の日程で行われます。

日時:2014年6月15日(日) 13:00-17:30
場所:アカデミー湯島
講師:小酒井貴朗氏
曲目:Palestrina, Super Flumina Babilonis
参加費:3000円(学生2000円)
定員:20名

参加ご希望の方は、参加を希望する日にち、お名前、パートを書いてpolyphonylabo@p06.itscom.net までメールをお送りください。





テーマ:合唱 - ジャンル:音楽

Pierre de la Rue の世俗曲

今日(4月6日) のワークショップに参加された皆さん、お疲れさまでした。
今日はソプラノ4、アルト3、テノール2、バス2と、バランスのとれたパート構成になりました。

曲目はPierre de la Rue の Myn hert altyt heeft verlanghen 「私の心はいつもあなたに恋い焦がれている」というせつない恋の歌で、このワークショップでは初めての世俗曲でした。

第一関門:古いオランダ語の発音。vとfの間の音、ウとユの間の音、のどの奥をこするような音など日本語にはない音がかなりありました。フランス語やイタリア語よりドイツ語にずっと近い感じです。

第二関門:小節線のないパート譜だけを見て歌うこと。普通の楽譜に慣れていると最初はとても歌いにくい。でも慣れてくると他のパートの流れが聞こえてきて、パート間の掛け合いがわかり、さらにハーモニーがうまくいくと、ポリフォニーというのはこういうことなんだと実感できます。

曲の内容はずばり題名が示す通りで、恋い焦がれる気持ちを哀しいメロディーが切々と訴えます。せつなさは歌詞やメロディーだけでなく、音のつながり方や装飾音をつけることでも表されていることを知りました。

この題名で世俗曲というとちょっと演歌風なものを想像していましたが、心に響く綺麗な曲でした。



4.20ワークショップの内容

4月20日(日)のワークショップでは、モラレスの Vigilate et orate を練習しますが、この日は今年の復活祭でもあるので、復活に関連したグレゴリオ聖歌も歌う予定です。
グレゴリオ聖歌の歌い方は先生が指導してくださいます。


Vigilate et orate の音源

4月20日(日)のワークショップで歌うモラレスの Vigilate et orate はこんな曲です。
以下のリンクをクリックするとYoutubeページが開きます。

http://youtu.be/ILQpaH6qm_M




プロフィール

polyphonylabo

Author:polyphonylabo
研究会といってもアカデミックな研究をするためではなく、西欧ルネサンス期のポリフォニー曲を歌う機会をより多く持つために作られました。
基本的に、講師を招いてワークショップ形式で行い、一回で最低1曲は仕上げることを目指します。

複数の旋律が絡み合い呼応し合うポリフォニー音楽の素晴しさを多くの人と共有できたらと願っています。

毎月のワークショップの詳細については、カテゴリの「ワークショップ」をクリックするとご覧いただけます。


お問い合わせ
ルネサンス・ポリフォニー研究会(代表 天野)
メール:polyphonylabo@p06.itscom.net
URL: http://polyphonylabo.blog.fc2.com

Facebook: polyphonylabo

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