よいお年を

皆様

今年は当研究会のワークショップにご参加いただき有難うございました。
不慣れなため行き届かなかった点もあるかと思いますが、少しずつ改善しながらこれからも続けていきたいと思っています。
来年もまたどうぞよろしくお願いいたします。
ワークショップ未体験の方は来年こそぜひご参加ください。

どうぞよいお年をお迎えください。


    カラヴァッジョ、果物籠, 1597年頃
    カラヴァッジョ「果物籠」c.1597



Magi videntes stellam の歌詞

2014年1月12日(日)のクリスマス特集第三回で歌う Clemens non papa の Magi videntes stellam の歌詞です。


Magi videntes stellam   博士たちは星を見て


Magi videntes stellam     博士たちは星を見て

dixerunt ad invece      互いに言い合った

hoc signum magni regis est  あれは偉大な王のしるしだ

eamus et inquiramus eum  行って彼を探し出そう

et offeramus ei munera   そして贈り物を捧げよう

aurum thus et myrrham.   黄金と乳香と没薬(もつやく)を。



Victoriaの曲

12.22ワークショップに参加された皆さん、お疲れさまでした。
今回は四声が揃い、Victoria の O magnum mysteriumを練習しました。

今日は自分のパートだけではなくすべてのパートを練習しましたが、四声の各旋律が、それぞれ個別に歌いたいくらい美しいものでした。
ポリフォニー曲は基本的にそういうものとは思いますが、特にこのVictoriaの名曲はその感を強くしました。

四声が合わさったときに、全体が統一した響きを作りつつ、同時に各声部がくっきりと自分たちの旋律を描き出すことができたら、Victoriaの素晴しさが表せるのだろうなと思いました。そこまではとても到達できませんでしたが、その素晴しさの一端を味わえた貴重な経験でした。




2.02ワークショップの曲目

2月2日(日)の安邨先生のワークショップの曲目と楽譜は以下のとおりです。

1. Guillaume Dufay: Urbs Beata Jerusalem

http://www2.cpdl.org/wiki/images/e/ee/126.pdf

2. Anonimus (トレント写本15cより): Pange lingua

http://www2.cpdl.org/wiki/images/c/c1/Anonymous-Pange_lingua-%28Urbs_beata%29.pdf

両方とも単旋律聖歌をもとにして作られた4声の曲だそうです。

楽譜郵送をご希望の方は送付先住所をお知らせください。

音源は、1についてはYouTubeにあります。




12.22ワークショップの会場

12月22日(日)クリスマス特集第ニ回のワークショップは
アカデミー湯島の5階実習室で行われます。

アカデミー湯島:文京区湯島2-28-14
千代田線湯島駅出口3より徒歩7分、または丸ノ内線・都営大江戸線本郷三丁目駅より徒歩10分。

詳しい行き方はこのブログ内カテゴリの「会場」をクリックすると地図があります。

13時15分より受付を開始します。どうぞよろしくお願いいたします。

なお開催が決定していますので、お申込は前日まで受け付けています。





1.12ワークショップの曲目

2014年1月12日(日)、クリスマス特集第三回のワークショップで歌う曲が決まりました。

Clemens non papa, Magi videntes stellam (博士たちは星を見て)

楽譜は以下のURLからプリント出来ます。

http://www0.cpdl.org/wiki/images/sheet/clem-mag.pdf

楽譜郵送をご希望の方は送付先住所をメールでお知らせください。


音源はYouTubeにありませんでした。
各パートの旋律はとても美しいので、四声が合わさるとどんなに綺麗なポリフォニーになるのか当日のお楽しみに。



*エピファニー(ご公現の祝日)について
キリスト教では1月6日は、降誕した幼子イエスがマギ(「東方の三博士」)の訪問を受けたことを祝う日。この来訪の話は「マタイによる福音書」に出てくる。東方から星に導かれてやってきたマギ(王または賢者)は、黄金と没薬と乳香を贈り物として持ってきたとされる。「ご公現」とは、世界を象徴する「東方からの博士たち」の前に、人の子として生まれた神の子が初めて現れたということ。(Wikipedia Franceより)

というわけで、キリスト教国では1月はまだクリスマス・サイクルが続いています。
1月のワークショップはクリスマス特集第三回として、東方の三博士来訪のテーマを歌った曲を取り上げます。Clemens non papaのあまり知られていない曲です。

ところでフランスではご公現の祝日には、ガレット・デ・ロワ(王のガレット)という丸い焼き菓子を皆で切り分けて食べます。自分の取り分の中に小さな1センチ位の陶器の人形(又はそら豆)が入っていた人には紙の王冠が与えられてその日の王になれます。




2014年2月のワークショップ

2014年2月のワークショップは以下の日程で開催されます。

第10回 2014年2月2日(日)13:15~17:30
場所:アカデミー湯島(文京区湯島2-28-14)
講師:安邨(やすむら)尚美氏
曲目:
Dufay: Urbs beata Jerusalem
Anonimus(トレント写本15cより): Pange lingua


第11回 2014年2月23日(日)13:15~17:30
場所:アカデミー湯島
講師:小酒井貴朗氏
曲目:William Byrd, Ave Verum Corpus


定員:各回20名
参加費:各回3000円(学生2000円)

参加ご希望の方は、お名前、参加を希望する日にち、パートをメールでお知らせください。
メールアドレス:polyphonylabo@p06.itscom.net




テーマ:合唱 - ジャンル:音楽

O Magnum mysterium の歌詞

12月22日(日)クリスマス特集第二回で歌う Tomas Luis de Victoria, O Magnum mysterium の歌詞です。


O Magnum mysterium おお、大いなる神秘

O magnum mysterium    おお、大いなる神秘
et admirabile sacramentum,  素晴しき秘蹟、
ut animalia viderunt    動物たちは見た
Dominum natum iacentem in praesepio. 飼い葉桶に横たわる生まれたばかりの主を。
O beata Virgo,      おお、幸いなるマリアよ、
cuius viscera meruerunt portare  (胎内に)宿すにふさわしい方
Dominum Iesum Christum.   主イエス・キリストを。
Alleluia!  アレルヤ!




申込締切日について

申込締切日は、利用施設のキャンセル期限の1日前にしています。
締切日時点で申込者が極端に少ない場合には、講師の先生のご意向をお伺いして開催かどうかを決めます。

つきましては、参加を予定されている方は、締切日までにお知らせくださいますようお願いいたします。
また開催が決定された場合には、実施日前日まで申込を受け付けています。

なお参加者が少ない場合には、これも講師の先生のご意向をお伺いして、実施時間を少し短縮する場合もありますことをご了解くださいますようお願いいたします。



Moralez, "Pastores, dicite …" のクリスマス

12.01ワークショップに参加された皆さん、お疲れさまでした。

今回はすべてのパートが揃わなかったのですが、少人数だったおかげで、講師の小酒井先生にはひとつひとつのフレーズごとに歌い方や音の流れや他のパートとの合わせ方などを丁寧に指導していただき、とても贅沢なレッスンになりました。

Moralez の "Patores, dicite, quidnam vidistis? "「羊飼いたちよ、言ってほしい、あなたたちは何を見たのか?」は前半と後半が応答になっています。

前半では羊飼いたちに向かって、「何を見たのか」「キリストの誕生はどうだったのか」の問いかけがなされ、後半では、羊飼いたち自身が「布にくるまれた幼子と、救い主を讃えて歌う天使たちを見た」と答えます。

曲の流れはその歌詞の内容に沿うように展開していきます。

前半の問いかけの部分がたたみかけるような音の進行なのに対し、後半の羊飼いの答えはゆったりと重々しいテンポで infantem「幼子を」と歌い始めます。

「天使たちのコーラス」のところでは音階が上に(天に)向かって上っていき、 Salvatorem(救い主)の言葉は、どこか悲しげなメロディーに乗せて二回繰り返されます。

最後の部分では各パートが「ノエ」「ノエ」と何度も哀切な抑揚をつけて歌います。天使たちが涙を浮かべながら喜びの合唱をしているよう…...

聖母子像の中で、幼子イエスを抱くマリアが、子どもにやがて訪れる受難を予見して愁いを含んだ表情をしている絵がありますが、そういう絵を思い出しました。

モラレスの "Pastores, dicite ……" は、微かな哀しみを帯びた、美しいクリスマスの曲でした。

巷に流れる賑やかなクリスマス曲より、こちらの方がずっとキリストの誕生にふさわしいと(個人的には)思えました。(天野記)



プロフィール

polyphonylabo

Author:polyphonylabo
研究会といってもアカデミックな研究をするためではなく、西欧ルネサンス期のポリフォニー曲を歌う機会をより多く持つために作られました。
基本的に、講師を招いてワークショップ形式で行い、一回で最低1曲は仕上げることを目指します。

複数の旋律が絡み合い呼応し合うポリフォニー音楽の素晴しさを多くの人と共有できたらと願っています。

毎月のワークショップの詳細については、カテゴリの「ワークショップ」をクリックするとご覧いただけます。


お問い合わせ
ルネサンス・ポリフォニー研究会(代表 天野)
メール:polyphonylabo@p06.itscom.net
URL: http://polyphonylabo.blog.fc2.com

Facebook: polyphonylabo

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